・ホームヘルパー2級資格
ホームヘルパー2級とは?
介護保険法に基づいて、ケアマネージャーが作成するケアプランに沿って、要介護認定を受けた高齢者・障害者に対して、家事援助や身体介護などの生活全般に関わるサービスを提供する、訪問介護員養成研修の基本的な資格です。
主な就業先としては、在宅介護事業所、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの介護福祉施設、病院などが主となります。
資格取得とステップアップ
試験はありません。国の定めるホームヘルパー養成研修132時間(講義60時間、実技42時間、実習30時間)を終了すれば取得できる資格です。また実務経験1年以上かつ業務従事日数180日以上でホームヘルパー1級、 従事日数1095日以上かつ実働日数560日以上で介護福祉士の(国家試験)受験資格が得られ、実務経験5年以上かつ資格取得から900日以上経過でケアマネージャーへとステップアップすることが可能となります。
介護職員基礎研修ではヘルパー2級を持っていると500時間の講習が350時間に短縮されます。さらに、1年以上の実務経験があれば、150時間に短縮されます。
・ホームヘルパー1級資格
ホームヘルパー1級とは?
ホームヘルパー1級は訪問介護養成研修の上級資格です。いち介護職員としてだけではなく、ヘルパー2級への指導や、介護計画についてご家族さまと打ち合わせや説明を行いサービスの計画・実行・管理を行うサービス提供責任者として、チームケアのキーパーソンでもあります。
※サービス提供責任者の条件は@常勤かつ専従職員であることA介護福祉士またはホームヘルパー1級であることと決められています。なお、配置基準は事業所の月間サービス提供時間が450時間毎に1名以上、または訪問介護員の人数が10名毎に1名以上と決められています。
主な就業先としては、在宅介護事業所、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの介護福祉施設、病院などが主となります。
資格取得とステップアップ
試験はありません。採用側の意見としてはヘルパー2級資格を取得して実務経験を積んだ上で取得する方が望ましいといわれています。実務経験1年以上かつ業務従事日数180日以上で受講時間は230時間となります。未経験者でケアマネージャーを最終的に目指されている方は、1級資格を受講してから実務経験を積むことが最短距離と言われています。なお、看護婦や准看護婦、介護福祉士などの資格保持者がヘルパーとして勤務するときはホームヘルパー1級の資格に準ずるものとされます。
介護職員基礎研修ではヘルパー1級を持っていると500時間の講習が150時間に短縮されます。さらに、1年以上の実務経験があれば、60時間に短縮されます。
・介護福祉士
介護福祉士とは?
介護の仕事は、介護福祉士の資格がなくても就業できますが、介護福祉士はヘルパー1・2級と比べて、国家資格でもあり、介護福祉に関する技術と知識を持ち合わせ、本人や家族に介護に必要な指導を行う、介護のプロと言えるでしょう。今後の行政の動き次第で変動しますが、将来的にこの資格が従事するにあたっての必要要件となる可能性もあります。
また、採用条件として「介護福祉士資格者」と限定する施設が増加する可能性もあり、現在介護職に従事している方も、これから就業される方も、ひとつの目標にすることが望ましいでしょう。
主な就業先としては、在宅介護事業所、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの介護福祉施設、病院などが主となります。
資格取得とステップアップ
資格取得にはいくつかのパターンがあります。
@養成施設を卒業して資格を取得する場合
高校卒業者は以下の方法
○2年以上の養成施設を卒業⇒介護福祉医資格取得
○福祉系大学で指定科目を履修⇒1年の養成施設を卒業⇒介護福祉医資格取得
○社会福祉医養成施設などを卒業⇒1年の養成施設を卒業⇒介護福祉医資格取得
○保育士養成施設を卒業⇒1年の養成施設を卒業⇒介護福祉医資格取得
A国家試験を受ける場合
介護などの業務に3年間従事する
⇒介護福祉士国家試験【筆記・実技試験。但し、介護技術講習を受けると実技は免除
高等学校の福祉科福祉コースを卒業
⇒介護福祉士国家試験【筆記・実技試験。但し、介護技術講習を受けると実技は免除
※1実務3年とは、特別養護老人ホームや身体障害者施設などの社会福祉施設、病院の病棟又は診療所、介護などの便宜を供与する事業で、主に介護などの業務を行う介護職員のことで、介護に関わる仕事に3年以上従事した者をいう。従事日数1095日以上かつ実働日数560日以上(従事日数については、年次有給休暇、特別休暇、出張、研修等により実際に介護業務に従事しなかった日数は含まない。)
※2介護技術講習制度とは、「介護福祉士受験資格を有するものが、あらかじめ実技試験を受験するか介護技術講習を受講するかを選択して、介護技術講習を選択した者は養成施設が実施する32時間以上の講習を受講し、講習内容の修得状況を含めた総合評価や受講態度などを総括的に評価・判断の結果、修了認定を受けた者には、その者の申請により、介護技術講習を修了した日以降に実際に介護福祉士国家試験(筆記試験)を受験したか否かにかかわらず引き続いて行われる次の3回の実技試験を免除する」、というものです。
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
ケアマネージャーとは?
正式名称は「介護支援専門員」です。
要介護者および要支援者の日常生活において解決するべき課題を把握して、利用者の状態に適した介護サービスを提供するサービス利用計画の作成・管理などの介護支援サービス(ケアマネジメント)を行います。チームケアの中心的存在として、医療職から転進される方も多く、人気の資格と言えるでしょう。
主な内容としては
1、ケアプランを立てるに当たって、利用者が現に抱える問題点を明らかにし、自立した日常生活を営むことができるよう支援する上で解決すべき課題を把握(アセスメント)します。
2、アセスメントの結果に基づき、地域で享受できるサービスに鑑みて、サービスの目標とその達成時期、留意点などを盛り込んだ居宅サービスの原案を作成します。
3、居宅サービスの種類、内容、利用料金等について利用者・家族に対して説明をし、文書により利用者の同意を得て、利用者とサービス担当者に交付します。サービス担当者に対しては、計画の趣旨・内容を説明する必要もあります。
4、利用者が介護保険施設への入所を希望する場合は、介護保険施設への紹介など行います。逆に退所、退院しようとする要介護者から依頼があった場合は、居宅での生活に円滑に移行できるよう、あらかじめ、居宅サービス計画作成等の援助を行います。
5、医療機関を利用する場合は、利用者の同意を得て、主治医の意見を求めなければなりません。主治医から医学的観点による留意事項が示されている場合は、留意点を尊重し、主治医とも連携をします。
主な就業先としては、居宅介護支援事業所、老人ホームなどが主ですが、ケアマネージャーとしての経験を積み、独立開業する方もいます。
資格取得について
受験資格は、以下の通りです。
1.以下の資格を取得しており、実務経験5年以上を経過している者。
医師、歯科医師、薬剤師、保健婦・士、助産婦、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゅう師、栄養士(管理栄養士を含む。)、義肢装具士、言語聴覚士、歯科衛生士、視能訓練士、柔道整復師、精神保健福祉士で、その資格に基づき当該資格に係る業務に従事する者
※要援護者に対する直接的な対人援助が、当該者の本来業務として明確に位置づけられていること
2.試験日までに社会福祉主事任用資格またはホームヘルパー2級課程に相当する研修を修了しており、実務経験5年以上かつ900日経過している者。
3.介護等の業務に従事する者で、試験日までに10年以上かつ1,800日以上の実務経験を有する者
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